かぶとむしはどこ?  松岡 達英 | 絵本でほっとタイム♪

かぶとむしはどこ?  松岡 達英

この前、夫がカブトムシの世話をしていたときに見つけました。
カブトムシの幼虫と卵・・。
うちの夫は本当にまめで、丁寧に丁寧に世話します。
私がしたらきっと卵はつぶれているでしょう。(笑)
(なんでもおおざっぱなもので・・)
また来年もカブトムシに会えるかもしれないと思うとうれしい。
(順調に育ってよー)

と言うことで、本日の絵本。

かぶとむしはどこ?
松岡 達英さく
福音館書店 (1992)


カブトムシが羽化して、この絵本の出番が増えました。
かがくのとも傑作集です。
卵からかえって、大きくなって、そしてまた卵に戻る。
カブトムシの一生を書いた絵本です。

この絵本を何故だか2歳の娘が読んでくれと持ってきます。
2歳にはよくわからない絵本だと思うのですが、
絵を見ているだけでいいみたいです。
自分の家にカブトムシがいると言うことがよくわかってるんですよね。
カブトムシのいる玄関をさして、見に行こうとします。
実際見ても、カブトムシは光が当たると潜っちゃうんですけどね。
それでもジーと見ては、えさのゼリーをやろうとしたり、
自分がゼリーを食べようとしたり・・(笑)
カブトムシにでもなんでも興味を持つって大切なことですね。

娘がこの絵本で一番気に入っているシーンが、オスとメスの交尾シーンね。
このページを何度も見ますよ。
なんでやねん!!と思うんですが、バックの背景が結構いいんですよね。
夕暮れで、静かなシーンです。
子孫を残すって、生きているものならば大切ですものね。
それをとてもきれいに表現しているなぁと思いました。

小学生でカブトムシの観察記録なんてしている子供には、参考資料として読んでみるのも良いと思いますよ。