絵本でほっとタイム♪ -5ページ目

いないいないばああそび きむらゆういち

今日は久しぶりにあかちゃん絵本を。
さやまいけ家の食卓 のさやまいけさんのお子様3人ともに大好きだった絵本のご紹介。

403131020X いないいないばああそび
木村 裕一
偕成社

実はうちの子供3人もこの絵本は大好きで、よく読みました。
今では時々2歳の娘が持ってくるくらいで、出番は減りましたが
この絵本が一番傷みがひどいです。
シールあり、落書きあり、破れあり(テープで修正)・・・ものすごく傷んでます。
よく読んだ証ですよね。
あかちゃん絵本なので、とても単純な作りです。
でてくる登場人物も、犬・猫・ひよこ・かいじゅう、ゆうちゃんとママ。
という毎回同じパターンです。
この登場人物たちが「いないいない・・」「ばあ!」とします。
この絵本には最後に仕掛けがあるんです。
(元々しかけ絵本なんですが、大人も楽しめる仕掛けです)
この部分でよく遊びました。
私が痛い思いもしました・・・。
あ~、この絵本との思い出はたくさんありますが、
とてもとても書き切れない・・。

「いないいないばぁ」はあかちゃんにとてもよく好まれる遊びなので
比較的早くに喜ばれる絵本ではないかなと思います。
お子様とのよい思い出が作れる1冊かもしれません。

とても短い紹介文でごめんなさい。

最後にこの絵本を選んでくれたさやまいけさんに感謝!
私も好きな絵本だったのでとてもうれしかったです♪

メロアイテム探し

はまってます・・

更新もせずにメロのアイテム探ししてます。

ごめんなさい・・。


昨日一つ見つけました~。

たまたまブログをうろついていたら、青い花の種をゲット!

他にも見つかるかしら・・。

もっといろいろなアイテム欲しいなぁ。

特にひまわりを咲かせたいんだけど。


また探しに行こう!


はちうえはぼくにまかせて ジオン、グレアム

明日から8月ですね。
小中学生、高校生の皆さんは夏休み楽しんでいますか?
私も夏休み欲しいわぁ~。

今日、ひまわりの苗を買ってきました。
早速鉢に植えましたよ。
5月に植えたお花はほぼ全滅・・・。
さて、ひまわりは大きくなるのかな?
と言うことで本日の絵本。

4892740160 はちうえはぼくにまかせて
ジーン・ジオン マーガレット・ブロイ・グレアム もり ひさし
ペンギン社

著者は「どろんこハリー 」でお馴染みのお二方です。
夏休みのお話しなので、今の時季ちょうどよいと思います。
表紙は男の子(トミー)が一生懸命本を読んでいますね。
その周りには鉢植えがたくさん。
足下にはハリーに似た犬。
右側には猫もいますね。
タイトルの書かれたページから、トミーのお仕事が始まります。
トミーのお仕事・・それは夏休みで留守にする家の鉢植えを預かって世話をすること。
たくさんお鉢植えを運んでいます。
家に持って帰って世話をするのですが、次々と増え、
あっという間に部屋中、植木だらけに!

この絵本には教わることがたくさんありますね。
まずは植木の世話の仕方。
その植物の種類によって、水の加減もしますし、
日向や日陰の植物に分けたりもします。
家中、ジャングルのようになっても、トミーは楽しんでいます。
夢にも見るほどです。
(この夢の部分、とてもいい絵です。)
その反面、お父さんは仕事が忙しいのか、よくぶつぶつ言います。
お母さんは何も言いません。(心の広いお母さんです)

そして仕事面では、
お金をもらう以上、いい加減なことはできません。
しっかり植物について調べて、必要なことをする。
まだ子供なのにとてもしっかりしています。

本当に植物が好きで好きでたまらないという印象をうけます。
そんな好きなことを仕事でできるっていいですよね。
(実際仕事としてやっているわけではありませんが・・・)
そして客が満足してくれるととてもうれしくなります。
やり終えたあとの満足感はいいですよね~。

そしてもう一つこの絵本を面白くしているのは、父親かな。
最初は植木を見て「こんなくだらないもの」と言います。
それでもトミーに夏休みに好きなことをしていいと言った手前、
何も言えなくなっちゃうんです。
部屋の中がジャングルのようになっても、
ぶつぶつ言うだけで特に叱ると言うことはしません。
夏休みが終わって、鉢植えがなくなると逆に淋しく感じたり・・。
このお父さん、なかなか面白い・・と思いながら読んでいます。
この絵本は実際ジオン氏が悩んだことを元に書かれていると
最後の紹介の部分で書かれていますね。
もしかしたら本当にトミーのような子供がいたのかもしれません。
しかし、このご夫婦、とても動物がお好きなのだなぁと感じます。
犬も猫もとても幸せそうです。
このお話とは直接関係はないのですが、
見ていると動物に対する愛情が伝わってくるようです。



スランになりたいな 」、ぱいぽさんのはちうえはぼくにまかせて にトラックバックします。
お互いトミーのようになれるようがんばりましょう!(笑)

おっきょちゃんとかっぱ  長谷川摂子・降矢なな

今日も暑かったですね。
ちょっと涼しくなるお話しを・・。

4834014649 おっきょちゃんとかっぱ
長谷川 摂子、降矢なな
福音館書店

きょだいな きょだいな 」「めっきらもっきらどおんどん 」の著者お二人の絵本です。
この2冊もいずれは紹介したい作品ですが、今日はこちらで。
(「めっきらもっきらどおんどん 」はすぐにでも出したいです)

おっきょちゃんというのは女の子の名前です。
本名はきよ。おきよちゃんと呼ばれていたのが短くなっておっきょちゃん。
おっきょちゃん、みんなは川で遊んでいるのに、
一人で足を川に入れて遊んでいるだけです。
泳げないのかもしれません。
遊んでいるうちに、川の中から声が・・。
見ると赤いかっぱでした。
かっぱはお祭りがあるからおいでと誘います。
おっきょちゃんはすぐに返事をして、浴衣に着替えて、
そしてあるものを持っていきます。(かっぱの大好物と言われているもの)

不思議です。
おっきょちゃん、川の中ですいすい泳いでいます。
しかも人間なのに、息もできるようだし、声も出せます。
川底へも足をつけて立っているし、かっぱの子と同じようにできます。
おっきょちゃんはお祭りであるものを食べてしまい、
お父さんのこともお母さんのこともみんな忘れてしまいます。
そう、おっきょちゃんはかっぱの子になったのです。
川の中で遊ぶ姿は実に楽しそうです。
川の水って冷たくて気持ちいいですよね。
あ~、私も冷たい水の中に潜りたいなぁとうらやましく思えるのです。
ある日、川の中であるものを見つけるのですが・・。
これが人間世界へ帰るきっかけとなります。
一度かっぱになったおっきょちゃん。
果たして人間に戻るには・・・。

最後は大体想像はつくと思うのですが、
帰るときの方法がなんともいいですね。
おっきょちゃん、スイカの中にいます。
そしてスイカの中で伸びをするとパカッと割れます。
目の前にはお母さんがいます。
これを見て、桃太郎を思い出す人も多いかと思います。
おっきょちゃんという名前がなかったら、
「スイカ姫」と名付けられたかも・・・なんて思うと楽しいです。(笑)
そしてラストもうらやましく思える子はたくさんいるのではないかな?

夏にぴったりの1冊です。
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この絵本をとても素敵に紹介してくださった「ぶんぶん 世界の絵本 」のぶんぶんさんのブログへトラックバックします。記事はこちら

ももいろのきりん  中川 李枝子

みなさんは小さい頃お絵かきは好きでしたか?
画用紙いっぱいに絵を描くって、とても楽しかった覚えがあります。
うちの子供たちもお絵かきは大好き。
そんな姿がかわいらしい童話のご紹介。

わが家の備忘録。 のイチさんがお好きだといわれていた本です。

4834000443 ももいろのきりん
中川 李枝子
福音館書店

福音館書店の創作童話シリーズの1冊。
中川李枝子さんの童話です。
絵は旦那様の中川宗弥さんです。
童話と言っても、5歳くらいからなら読んであげても大丈夫です。

お話の内容は、
るるこちゃんと言う女の子が、ももいろの画用紙でキリンをつくります。
そのキリンは驚いたことに動いたり、しゃべったりします。

このるるこちゃんという女の子、ナルシストですね~。
まぁ子供というのは元々ナルシストですよね。
それにお歌まで自分でつくって、歌っているところ。
かなり音楽の才能アリでしょう。
お絵かきがとても上手な女の子で、
わがままなところもあるけれど、優しい面も多々あり。
子供らしく、かわいらしいと思えます。
そしてキリンですが、るるこちゃんの期待通りのキリンになってますね。
るるこちゃんがキリンは強いと思えば、
キリンは「世界一強いキリンなんだぞ」と言い切っているあたり。
なんだか面白いものを感じます。
こんな一人と一匹はとても仲良しです。
画用紙でできているキリンなのにもかかわらず、
ちゃんと背中も丸く、普通の動物らしく書かれています。
そして、背中に乗ったりしていっしょに遊ぶのですが、
雨が降ってしまって、キリンの色が落ちてしまったんです。
そこで山にあるというクレヨンの木まで行くんですが・・・。

この絵本を読んでいて、一番印象に残るのは、
この「クレヨンの木」かもしれません。(私はそうです)
木に色とりどりのクレヨンがぶら下がっているのがとても魅力的に感じます。
そのクレヨンは小さいクレヨンではなく、バナナくらいのクレヨンなのです。
しかもそのクレヨンで色を塗ってもらうと、雨にも強いし、
海水浴をしても色が落ちないという優れものです。
その山の動物たちはみな、色が付いていて、
水色のうさぎだったり、黄色いサルだったり、
オレンジ色のくまだったり・・と変わった色をしています。
(このオレンジ色のくまがクレヨンの木の周りをうろついている)
みんなこのクレヨンで塗って欲しいのに・・・。
くまが邪魔してるんですね~。
結局このくまはキリンにやっつけられちゃうんですが、
またあとでのこのこと帰ってきます。
自由になったクレヨンの木の側で、るるこちゃんは動物たちに色を塗ってあげます。
もちろんももいろのキリンも。

さてさて気になるラストは・・・・書かない方がいいですね。
るるこちゃん、思いっきり画家としての才能を発揮します。
とても楽しくて、イチさんの印象に残るのも頷ける本です。
お子様と一緒に読む本としては最適な1冊ではないかと思いますよ。

この童話をお好きだといわれたイチさんに感謝♪